ブログ 子供と片付け 発達障害と片付け

発達障害のある子供の片付けに大切なこと3つ

 

発達障害のある子供と片付け

 

発達障害のある子供には、片付けが苦手な子供が多いと言われています。

だからといって、その子がずっと片付けができないままというわけではありません。

 

逆に子供のうちから片付けの習慣が身に付いていた方が、その子にとってもいいことばかりなのでね。

 

「発達障害があるから仕方がない」といって代わりに片付けるのではなくて、子供自身で片付けられるように考えてみませんか?

 

発達障害のある子供の片付けは「モノは少なく、収納は目で見て分かるように」が基本ですが、それと同じくらい大事なポイントは次の3つです。

 

1.自分を知る

2.道具に頼る

3.人に頼る

 

 

自分を知る

 

これは「どんな診断名がついているのか?」という意味ではありません。

 

もちろん診断名は大事ですが、同じ診断名でも違う特性があったり、複数の診断名がつく場合もあります。

そうなると、診断名だけではどう対処したらいいかが分かりにくいことがあります。

 

大事なのは

「その子は何に困っているのか?」

ということを知ることです。

 

モノがたくさんあると集中できない
→モノを減らす

フタをするとそこに入っているモノが分からなくて見つけられない
→フタをなくす、ラベルを貼る

1つ何かをすると、次にすることを忘れてしまう
→一度に指示を出さずに1つできたら次の支持を出す、メモをとる

など、本人がどんなことに困っていて、それを解消するためにどんな工夫が必要かを知るということがポイントです。

 

 

ある子の親御さんは「机の前に色々貼ると勉強に集中できない」と思って、机の前のプリントをなくすようにしました。

でも、本人は「忘れてしまうから貼ったままにして欲しい」と言います。

 

よくよく話を聞くと、集中できないのは壁のプリントではなくて隣のリビングから聞こえる家族の声が原因だったんですね。

 

結果的に、間取り的に机の位置を変えることは難しかったので、勉強中は静かにするかイヤーマフ(聴覚過敏の方のための道具)を使うかを相談してもらうことになりました。

 

 

このように、「何に困っているか?」が分かれば対処法も分かりますのでね。

 

まずは

・子供が困っていることは何か?

・困っていることの対処法はどんなことか?

ということを理解し、子供自身にも教えてあげてください。

 

 

道具に頼る

 

例えば

・収納用品に何が入っているか分かるようにラベルを貼る
(文字だけよりイラストや写真で作ったラベルを使う)

・子供が集中できそうな時間だけタイマーを使って片付ける

・子供が出し入れしやすいように収納を工夫する
(洋服はたたむよりハンガーにかけたりカゴなどに投げ入れるなど)

・共有スペースは好きな色のマスキングテープを使って自分のスペースを理解する

など、子供の困り事を解消するための道具はどんどん活用しましょう。

 

そして「子供が片付けられる量はどのくらいか」を考えて、モノがたくさんに増えすぎないように気をつけてあげてください。

 

 

人に頼る

 

発達障害があるなしに関わらず「人に迷惑をかけないように」と気を使う親御さんは多いですよね。

でも、完全に人に迷惑をかけずに生きるのは難しいと思いませんか?

 

私は友達に

「もっと私たちを頼って。頼ると迷惑は違うよ。」

と言われてハッとしたことがあります。

 

相手が迷惑に感じるかどうかなんて、頼ってみなければ分かりません。

もしかしたら「それは無理です」と断られるかもしれません。

でも、言わなきゃ分からないことってあるじゃないですか。

頼って断られたら他の方法を考えればいいだけです。

 

まずは大人が周りの人に頼ることで、子供にも頼り方を教えてあげてください。

 

子供がどんなことに困っていて、家でどんな工夫をしているかを学校やなどで共有してもらうだけでも構いませんのでね。

「頼る=迷惑」ではないということを知り、「誰に頼るか?」を一緒に考えてあげてくださいね。

 

 

まとめ

 

「発達障害がある」というだけで、その子供が片付けられないわけではありません

モノを少なく、収納をシンプルにするだけでもかなり片付けやすくなります。

 

そして

・自分が困っていることとその対処法を知ること

・片付けが楽になるように道具を活用すること

・苦手なことを周りの人にフォローしてもらうこと

この3つは、片付けだけじゃなくて生活全般でも役に立ちますのでね。

 

診断名だけにとらわれず、「目の前の子供が何に困っているか?」を考えながらフォローしてあげてくださいね。

 

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