「発達障害・グレーゾーンの暮らしを整えて子どもの選ぶ力を育てる」にこぴかの松井朋美です。

 

 

子どもたちの未来に居場所を作りたい 松井朋美が願う3つの思い

どのような子どもでも受け入れてくれる社会

私は元々家事全般が苦手で、結婚して長男が生まれたときは「どう育てたらいいのだろう?」と頭を悩ませていました。

それでも片付けだけは好きだったので表面的には「いいお母さん」に見えていたかもしれません。

でも、実際には育児書やメディアの記事を見ては試行錯誤する毎日に疲れ果ててヘトヘトでした。

長男が幼稚園に通っていた頃、とある講演会で「社会に愛される子どもに育てましょう」という内容の話を聞きました。

「社会に愛される子ども」に育ってくれたらどんなにいいかと思いながらも「どんな子どもが社会に愛されるのか?」については分からず、「私が息子に教えてあげられることは何か?」と考えたときに頭に浮かんだのが「片付け」でした。

息子とはいえ性格も好みも違う子どもに片付けを教えるのは大変で、最初の頃は親子喧嘩しては寝かしつけの後に1人反省会をする日々。

それでも整理収納の理念と正しい順番を学んでからは親子で揉めることも少なくなりました。

今、長男は高校を卒業後に進学して1人暮らしをしています。

「1人でちゃんとやっていけるのだろうか」という私の不安を吹き飛ばしてくれたのは他の誰でもない長男でした。

長男が「社会に愛される子ども」に育ったどうかは私には分かりません。

でも、長男の周りにはいい人がたくさんいて、長男自身が自分自身を愛して大事に思っているのは分かりますし、これはとても大事なことだと思っています。

自分で自分のことを愛せるようになるためには、まずは自分のことを知ることが必要です。

自分のことを知るためには整理収納の中の「モノの整理」が役に立ちます。

「モノの整理」とはたくさんあるモノを「必要なモノ」と「不必要なモノ」に分けて「必要なモノ」を選びとることなのですが、このときに「自分が好きなモノ」を知ることができます。

そして「モノの整理」を通して自分が好きなモノを知り、それを周りの人にも認めてもらうことは「自分を好きになる」きっかけの1つになると思っています。

私が長男に片付けを教えているときに気をつけていたのは「長男の意見を否定しない」ことでした。

もちろん大人の立場で「それはちょっと…」と思う場面は多々ありました。

でも最初から否定するのではなくてまず話を聞く。次にこちらの意見を伝えて話し合うようにしていたのです。

自分が好きなモノを受け入れてもらった子どもは自分の考えに自信が持てるようになります。

そして日々の暮らしや人生の節目においての「何かを選ぶ場面」で自分の価値観で選べるようになっていってくれると信じています。

子ども自身の中にある「選ぶ力」を育て、子どもが自分の力で自分の居場所を見つけることができるようになるために、大人としてできることは何でしょうか?

私はまず生活環境を整えて子どもが自分で考える力と選ぶ力を育てる一方で、どんな子どもも取りこぼさない社会にするための環境も整えることが必要であると思っています。

 

子ども自身を見てくれる社会

私は発達障害の診断があろうがなかろうが、そこに困っている子どもがいるのであれば手を差し伸べることが大事だと考えています。

そのためにはまず「目の前の子どもが何に困っているか?」を知らなくてはいけません。

・なぜすぐに忘れてしまうのだろう?
・なぜすぐに違うことに気が散ってしまうのだろう?
・なぜソワソワと落ち着きがないのだろう?
・なぜ会話のやり取りがちぐはぐになるのだろう?
・なぜいつもと違うことに強い抵抗を示すのだろう?
・なぜ音や光、食べ物や着るものなどに強い抵抗を示すのだろう?

これらは困りごとのほんの一部でしかありませんが、全ての困りごとには必ず理由があります。

とはいえその理由を100%完璧に理解することは難しいでしょう。

「まずは知ろうとするだけでもいいじゃないですか。」「困った子どもだ」と思うのではなくて、「この子どもは何に困っているのだろう?」と考えてみてほしいのです。

そして子どもの目線に立って、子ども自身をみてくれる大人が増えることが私の願いです。

まず子ども自身のことを知ろうとする。

そして子どもが何に困っているかを知り、その困りごとを軽減するためにどうやって環境を整えればいいかを考える。

このように子どもの目線で考え、行動する大人が増えれば社会はもっと優しいものになるのではないかと思っています。

 

支援の届きにくい子どもたちを取りこぼさない社会

発達に凸凹があり、日常生活や集団生活に困難を感じている子どもたちがいます。

専門機関で診断を受け、何かしらの「発達障害」であると診断されれば福祉などの支援に繋がることも可能です。

しかし自治体によって利用できる福祉の内容や利用できる条件が異なります。

福祉の支援を利用できる条件を満たしていなかったり、周囲の理解が得られずに利用にたどり着いていなかったりなど何らかの理由で福祉の支援が受けられない子ども達もいます。

その中にはいわゆる「グレーゾーン」と言われる子どもたちも含まれています。

では、この「グレーゾーン」と言われる子どもたちは日常生活や集団生活の中で困難を感じていないのでしょうか?福祉の支援を受けていなければ全ての子どもが大丈夫なのでしょうか?

少し、周りのお子さんや保護者の方を見渡してみてください。きっと、困っている、悩んでいる親子を見かけることがあると思います。もしかしたら身近にいらっしゃるかもしれません。

困りごとの程度の違いはあれども困っていることには変わりはありません。

それにもかかわらず、診断結果だけで自治体の福祉の支援が受けられる子どもとそうじゃない子どもがいます。

支援の手が差し伸べられない子どもや保護者は相談する場も少なく、一人で悩み続けています。

今すぐに、自治体の福祉制度や判断基準を変えるのはそう簡単ではありません。

しかし、悩んでいる子どもや保護者をそのままにしておいていいのでしょうか?正直、私にはそう思うことが出来ません。

支援の網からこぼれ落ちてしまった子どもたちに私たち大人が、そして社会ができることはないのでしょうか。

支援の届きにくい子どもたちを取りこぼさない支援の仕組みを社会でつくることこそが、今必要とされていることだと考えています。

 

松井朋美が提供できること

子ども自身が整理収納を通して「自分の居場所を見つける力」を育むこと

日常生活を過ごしやすくしたり、集団生活での困りごとを軽減したりするための最初のステップは「環境を整える」ことです。

環境を整えるためにまず必要なことが「整理収納」になります。

整理収納は単なる「片付け」だけにとどまらず、1人1人に合わせた環境を整えることが可能です。

そして困っている子どもの環境を整え、コミュニケーションを工夫することで、困りごとを抱えた子ども達が社会に受け入れられやすくなる場合があります。

子ども達は整理収納を通して様々なことを学びます。

1.整理収納を通して自分の行動や考え方の癖に気づくことで、自分にできることと苦手なことを知ることができます。
2.親子で一緒に収納を考えることは「少し先のこと」を想像する練習になります。
3.整理収納で整えた環境を維持するために行う日々の片付けは、「やるべきことを継続する」練習になります。

このように整理収納によって「自分が好きなモノは何か?」を知り、自分にできることと苦手なことを知ることは「自分で自分の居場所を見つける力」を育むことにも繋がるのです。

そして整理収納の基本を踏まえることによって、子ども一人一人に合った環境を整えることができるようになります。

これらが全ての子どもに居場所が作れる社会に繋がるきっかけになると信じています。

 

社会の中に子どもの居場所を作るために、多様性に対応できるような社会環境を整えること

子どもが小さいときは保育や教育の場が社会の中における「子どもの居場所」になりますが、大人になると社会の居場所は「働く場所」へと変わっていきます。

成長した子どもが社会人として働きたいと思った時、発達に凸凹があり、日常生活や集団生活に困難があるという理由だけで扉が閉ざされてしまうのはとてももったいないことです。

・作業後の道具を片付けられない
・指示が通りにくく忘れっぽい
・暗黙の了解が通じなくてトラブルになりやすい
・急な変更に対応するのが難しい
・特定の音や光、匂いなどに敏感で業務に支障がある

など、周囲の人にとっては困った人だと思われがちなことは、本人もどう対応したらいいのか分からなくて困っている場合があります。

困りごとの程度によっては医療や福祉の力を借りる必要があるかもしれません。

でも、それだけではなく働く場所の環境を整えることも必要です。

そして多様性に対応できるような環境は発達に凸凹がある「グレーゾーン」と呼ばれる人だけでなく、その場所で働く人みんなにとっても働きやすい環境となっていきます。

「適材適所」という言葉がありますが、どんな人にも得意なことがあり、自分に合った環境であればその力を存分に発揮できる、そしてそれは会社や社会の利益へと繋がっていくはずです。

整理収納で多様性に対応できる職場環境を作り、適材適所の人材を確保できることによって人も社会もwin-winになることが私の願いです。

 

【提供メニュー】

環境支援で家庭と社会を繋ぐ

・整理収納を通して子供に「自分の居場所を見つける力」を育む
親子の片付け講座片付け相談発達支援教育士認定講座

・社会の受け入れ環境の整備
(子供向け 発達支援教育士認定講座
(大人向け 職場環境の整え方とコミュニケーション講座

 

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