6月4日(日) リビングカルチャー倶楽部 岡山杜の街教室
6月11日(日) 倉敷労働会館
6月20日(火) アイ・サポート・ワークス岡山校
6月25日(日) YOU&Iカレッジ井原校
6月30日(金) リビングカルチャー倶楽部 福山教室
それぞれの会場にて発達支援教育士の認定講座を開催しました。
いただいたご感想の一部をご紹介します。
・特性のある子供の整理・収納の教え方は、自分も参考になる事ばかりで実践できたらと思いました。お金の教育もしているつもりでも、中途半端だったので、参考になりました。
・自身の子供の事で、なぜ?と思っていた事に答えが見つかられた気がしました。体験も入れた説明で分かりやすかったです。参加して良かったです。
・自分が思っている、見えている環境が基準になっていたので、特性のある子供からの目線になって考える事ができた。気づけた。本人がどうしたいのか、一緒に考えながらお互いが負担にならない環境作りができたらいいと思った。
・体験ワークで、物を見てそれを全く分からない人に説明することは難しいことだとあらためて思いました。
・体験ワークは、実際にやってみないと分からない事が多いので、この場で体験出来て良かった。言葉では伝わらない事が多いので参考にしたい。
・発達障害の人が見る世界が少し分かりました。
・とにかくほめること、認めることが大切な事だと思いました。聞いている姿勢を見せてるようで自分を優先してしまっていたり日々考えさせられる事ばかりです。先生のお話もとても聞きやすくあっという間の時間でした。
・体験談が身近で、場面を想像しやすかった。話が分かりやすく、10時~16時30分の時間があっという間でした。
・終始、どれも興味のあるもので、深く共感できる内容が盛りだくさんのお話しで、大変勉強になりました。具体的な例なども示していただいて、わかりやすく、これからに活かせるものばかりでした。参加できてよかったです。
・したくてもできない、やりづらいという困り感を身近に感じ、それに対する支援を考えたり、思いに寄り添えるようになりたいと思った。
・身近な知人にも同じような悩みを持つ方が多く、相談したくても、明快な答えをもらえないと悩む方が多くいらっしゃいます。もっと他の方にもこのお話を聞ける場が広がればいいと思います。
・思った以上に自分が当たり前だと思っている事がむずかしい事だったり、本人にしか分からない問題も多くある事に気付かされました。
・ADHDは脳のしくみによる物なので叱責は自己肯定感を下げると聞いて「ハッ」としました。本人は何がダメなのか、できないのはなぜなのか分かってないし、知りたいのに責められたりしたら…そりゃダメだよな…と思いました。
・本を読んでもなかなか理解できないことが多かったのですが、丁寧に教えていただきましてありがとうございます。
ご受講くださった皆さま、ありがとうございました。
例えば「授業中に騒いでしまう」などの困った行動をする子どもが複数人いた場合は、子どもそれぞれに騒いでしまう理由が違います。
まずは考えられる理由を考えてみましょう。
・自分に注目してほしい
・授業が分からなくて退屈
・指示されたことができなくてイライラしている
・知っていることが話題にでてきて嬉しい(自分も話したい)
・気になるものが視界に入って声がでてしまった
・他の騒いでいる子どもにつられてしまった
・教室内に我慢するのがつらい刺激(光・音・匂いなど)がある
このように、同じ「授業中に騒いでしまう」だけでもこれだけ違う理由が考えられます。
(もしかしたらもっと他の理由があるかもしれません)
そのため騒いでしまう子ども皆に同じ対応をしても根本的な解決につなげることは難しいでしょう。
まずは1人1人の「騒いでしまう原因や背景」と「騒ぐことで得られる子どもにとっていいこと」を考えてみましょう。
大人が困ったと思う子どもの行動は、子どもからのSOSのサインであることが多いです。
「何をしてるの!」と怒りたくなったら一呼吸おいて「どうした?」「何かあった?」など、子どもの行動の原因や背景が探れるような声かけをしてみてください。
そしてその後は
・困った行動をしても望む結果は得られない
・望む結果を得るためには(困った行動とは)違う方法がある
という2点を教えつつ、子どもが困った行動をしなくてもすむように支援してあげてくださいね。
おかげさまで7月に開催予定の講座は全て満席となっております。
8月以降の開催予定は募集が始まり次第ホームページにてお知らせしますので、どうぞよろしくお願いいたします。