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発達障害の子どもが片付けに興味を持たない理由と対策

 

発達障害のある子どもが片付けに興味を持たない理由

発達障害がある、グレーゾーンといわれる子どもが片付けに興味を持たない理由を理解するためには、発達障害と片付けの関係について理解することが大切です。

例えば

・注意力が散漫で片付けに集中できない
・片づける場所や片付け方を理解することが難しい
・先を見通すことが苦手でモノの整理や自分から片付けることが難しい
・感覚過敏があるためモノに触れることが難しい

などです。

これらの理由を理解して、発達障害がある、グレーゾーンといわれる子どもが片付けに興味を持つにはどうしたらいいか考えてみましょう。

 

効果的な対策方法

片付けに興味を持たない発達障害がある、グレーゾーンといわれる子どもへの対策をご紹介します。

 

一気に片付けるのではなく、少しずつ片付ける
注意力が散漫で片付けに集中できない場合は、一度に全部片付けるのではなく片付ける時間を区切って少しずつ片付けるようにします。
また、モノが多くて片付けの負担になっていないかも確認しましょう。その場合はモノを必要なだけの量まで減らして片付けの負担を減らします。

 

目で見て分かる工夫で片付けを分かりやすくする
“ラベル”を活用してどこに何を片付けたらいいかが目で見て分かるようにしたり、片付けの手順が子どもに分かるようなリストを作るなどします。

※ラベルとは収納の中に入っているモノが目で見て分かるように取り付けるカードやシールのことです。

 

子どもの好きな色やモノを活用する
収納用品やラベルに子どもの好きな色を使うことも片付けに意識を向けるのに効果的です。
また、片付けた後にちょっとした“ごほうび”を用意するのも、片付けを頑張る力に繋がります。

 

片付けのハードルを下げる工夫をする
細かく仕切らずざっくりした収納にするなど、子どもが片付けやすい収納にすることで片づけに対する苦手意識をなくしていきます。

 

ゲーム要素を取り入れる
タイマーを使って時間内に片付ける挑戦をする、子どもの好きな音楽に合わせて片付けるなど、ゲーム要素を取り入れると片付けのモチベーションが高まります。

 

片付けを習慣にするルールを作る
一日の生活の中で決まった時間に片付ける、何かを使ったら元の場所に戻すようにするなど片付けをルーティーンにすると、子どもにとって片付けが当たり前の行動として習慣になっていきます。

 

できたらほめる、できなくても怒らない
全部片付けられなくても、1つでも片付けられたらしっかりほめてあげてください。
(片づけられなかったモノは一緒に片づけるか大人がフォローしてあげましょう)
少しずつ片付けられる数が増えていきますよ。

まとめ

発達障害がある、グレーゾーンといわれる子どもが片付けに興味を持たない理由は様々ですが、効果的な対策を取り入れることで改善することができます。

片付けは衣食住全てに関わりのあることなので、子どもの頃から片付けを習慣にすることはとても大事なこと、子どもとのコミュニケーションを大切にし、子どもが楽しみながら片付けに取り組める環境を整えてあげてくださいね。。

 

 

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