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気が散りやすい子供の特性に合わせた整理のポイント

 

子供と一緒に(おもちゃなどの)モノの整理をすると、どうしても時間がかかります。

※モノの整理とはたくさんのモノを「必要なモノ・不必要なモノ」に分けて必要なモノを選ぶことです。

 

特に気が散りやすいという特性のある子供の場合は

  • 途中で飽きて遊びだす
  • 他のことが気になって集中できない
  • 何をしていたか忘れてしまう

などということが起こりやすいです。

 

一緒に整理をしている身としては

「ちょっと!今はそんなことをする時じゃないでしょ!」
「今は何をする時だった?」

なんてイライラしていまいそうになりますが、特性が理由だけに本人に悪気はないのでイライラのぶつけ先にも困ってしまいますよね。

 

こんなときは

  • 飽きる前に終わらせる
  • 目の前のモノに集中できる工夫をする
  • 忘れないようにフォローする

という対応が効果的です。

 

具体的にどうしたらいいか、1つずつご説明しましょう。

 

子供が飽きる前におもちゃの整理を終わらせたい

 

基本的に、子供の集中力は長くは続きません。

(定型発達といわれる子供の場合、未就学の子供は年齢×1~1.5分、小学生だと学年×10分が集中できる目安だと言われています。)

 

そのため、まずは「子供はすぐに飽きるのは仕方がない」ということが大前提となります。

 

そして「子供が集中できる時間はどのくらいだろう?」と考えて、「子供が集中できる時間より少し短い時間」をタイマーなどで計りながらおもちゃなどの整理をしてみましょう。
(集中できる時間が15分ならタイマーは10分、10分ならタイマーは5~8分といった具合です。)

 

このとき、整理をする前に

「このタイマーがなるまで頑張ってみようね。」

と伝えておくと、終わりのイメージがつきやすいので頑張りやすくなります。

 

ポイントは「急がない、怒らない」です。

 

例え「5分頑張る」と言って3分で飽きてしまっても、

「まだ3分しか経ってないのに!」

と怒るのではなくて

「今日は3分頑張れたね!」

と、できたことを褒めてあげて欲しいのです。

 

だって本人は悪気があって飽きているわけではありませんからね。

 

今回3分できたら、次は5分頑張れるかもしれない。

5分頑張れたら、次は…

といった具合に、「できた!」を積み重ねながら作業の時間を延ばしていくと、お互いにストレスが少なくて済みます。

 

ここまで読んで

「え?たったの5分?」

と思った方がいるかもしれません。

 

一度に集中できるのは5分が限界でも

5分整理する

少し休む

また5分整理する

少し休む

…といった具合に、休みながらだと頑張れる子供もいますのでね。

 

子供の様子を見ながら、少しずつ整理をすすめてあげてくださいね。

 

 

他のことが気になるときは、隠してしまう

 

おもちゃの整理をしているときに他のおもちゃが目に入ってつい遊んでしまう場合は、整理をするときに関係のないおもちゃを隠してしまいましょう。

 

といっても、物置などにがっつりしまい込む必要はなく、整理する予定のおもちゃだけを子供の目の前に置いて、他は布で隠すだけでも構いません。

隠す布は無地がおすすめです。なぜなら柄が気になって集中できなくなる可能性がありますのでね。)

 

収納場所の大きさ的に隠すのは無理な場合は、整理するおもちゃだけを持って別室に移動するという方法もあります。

 

ポイントは「目の前に集中できる環境をつくる」ということなのでね。

関係のないモノは隠す、場所で区切るなどで視界に入らないように工夫してあげてくださいね。

 

 

何をしていたか忘れてしまうときの対応

 

これは「ワーキングメモリー」といって、短期記憶に障害がある場合に置きやすいことで、この場合は「目で見て思い出す」という方法が効果的です。

 

例えば

大きな紙やレジャーシートなどを床に敷いて

・つかう
・つかわない

または

・すきなもの

など、子供に分かるような言葉を書いた紙を置き、そこに子供が選んだおもちゃを置いていく方法です。

 

(〇×でもいいのですが、×というマークに拒否感を持つ子供もいます。
その場合は〇だけにして、そこに好きなおもちゃを入れるようにする方がおすすめです。)

 

大きな紙やレジャーシートを広げることが難しい場合は、マスキングテープでいくつかの囲いを作り、その中におもちゃを入れていってもらうという方法でも構いません。

 

いずれにしても、目で見ながら作業するので忘れにくくなりますよ。

 

 

まとめ

 

気が散りやすい、何をしていたか忘れやすいという特性は

  • 飽きる前に終わらせる
  • 目の前のモノに集中できる工夫をする
  • 忘れないようにフォローする

という3つのパターンで対応すると、お互いのストレスを減らすことができます。

 

 

そして一番大事なのは

できなかったことを怒るのではなく、できたことを褒める

ということです。

 

 

大人からすればたった5分かもしれません。

でも、子供からすると「5分も頑張った」のです。

 

 

「今日は5分頑張れたね。」

と、できたことをそのまま言葉にして伝えるだけでも構いませんのでね。

ぜひ、できたことを具体的に伝えて褒めてあげてくださいね。

 

「小さなグッジョブ」の積み重ねが子供の自信につながり、できることが増えていきますよ。

 

発達障害のある子供が片付けられるようになるための対処法

 

 

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